2017.03.31
2月12日、第3回目の勉強会は
「月と作物の話」です。
少人数での開催だったので
こたつに入りながらアットホームに行いました。
この日のランチは、カブ、白菜、キノコの入った大豆のスープと
耕さない田んぼのごはん。
アボガドディップとパン、赤カブの酢漬け、カブの葉のナムルも添えて。
スープは、前日のお味噌づくりの
大豆の煮汁をとっておいてつくりました。
大豆の煮汁は甘みとコクがあっておいしいスープができます○
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お昼ご飯をみんなで囲んだあとは、お勉強。
かつて、月と私たちの日常生活は密接に関わっていて
江戸時代まで月の満ち欠けを基準にした太陰暦を
生活の基準にしていたそうです。
江戸時代の農書には
月と農業についての記述がたくさんあります。
月の引力が、地球上の液体に与える影響はとても大きいです。
月の満ち欠けの周期から
作物の種まき、苗の移植、水やりや施肥、収穫の時期、
雑草の草を刈る最適なタイミングなどをお話ししました。
『月と農業-中南米農民の有機農法と暮らしの技術-』ハイロ・レストレボ・リベラ著
というおもしろい本があります。
ご興味の有る方は読んでみて下さい。
ただし、土のバランスが偏った環境や、F1種の種を使っている場合などは
月のサイクルにのって作物を栽培することが難しくなってくると思います。
土を耕さないことや、苗を移植すること、
それぞれの作物の種の仕組みを知ることをおすすめします。
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次回の勉強会は、4月9日(日)に第4回目となります。
テーマは「夏野菜の苗づくりの話」です。
◎耕さない畑に植える苗づくりと移植についての基礎。
種を播く向きや、野菜ごとの豆知識。ちょっとしたことでもこれが結構重要なのです!
ご興のある方、ぜひご参加くださいね。
勉強会の詳細はこちらです